あくち

アクチ

=口角びらん(糜爛)症

 

口角びらん(糜爛)症

コウカクビランショウ

【英】angular stomatitis

【独】Faulecke, Faulwinkel

【仏】perleche

【ラ】angulus infectiosus

同義語:口角炎angular cheilosis,あくち

 

多くは両側,まれに片側の口角部の発赤,落屑あるいは浸軟,びらんをきたす.時に亀裂を伴う.乾燥感があり開口時に軽い疼痛がある.幼児から学童期の男児に多いが,成人では中年以降の女性にみられる.原因は歯の状態あるいは老人性変化などで口角部の形態の変化をきたし湿潤しやすくなること,ビタミンB2,鉄,タンパク質の欠乏などの栄養障害,アトピー性皮膚炎,脂漏性皮膚炎,さらに黄色ブドウ球菌,レンサ球菌,カンジダの感染および種々の原因による流涎の増加などがあり,これらの23が重なって本症が発症するものと考えられる.基礎疾患としての糖尿病,貧血のほかにステロイド,抗生物質の長期投与時にも発症しやすい.治療は病巣部よりカンジダが検出されると抗真菌薬の外用,さらにビタミンB, B6の内服を行う.小児の場合は数週以内で治癒することが多いが,成人では難治であり,数ヵ月以上持続し,再発しやすい.

 

ご入力の「あくち」は、例えば「口角炎(あくち、口の端が切れたり炎症を起こす症状)」のことでしょうか?

もしそうであれば、症状・原因・治療法・予防策などについて詳しくご説明できます。ご希望の内容や気になるポイントを教えていただけますか?

口角炎(あくち)の症状

主な症状

症状の進行

初期は軽度の発赤や違和感のみですが、放置すると亀裂が深くなり、びらんや出血、疼痛が強くなります。慢性化すると角質が肥厚して硬くなり、リップクリームや保湿ケアでは改善しにくい状態に移行します。

もし、原因や対策、セルフケアのポイントについても詳しくお知りになりたい場合はお知らせください。

口角炎の原因

口角炎の発症には複数の要因が関与しています。主に以下のように分類されます。

上記の原因それぞれに対して、適切な予防・治療アプローチがあります。ご希望であれば、対策やセルフケアのポイントについても詳しくご説明いたします。

口角炎の自己ケア方法

以下のセルフケアを組み合わせることで、口角炎の改善と再発予防が期待できます。

1. 保湿・バリアケアを徹底する

2. 栄養バランスを整える

3. 生活習慣の改善

4. 早期対策で慢性化を防ぐ

これらを継続しながら、口角への刺激を減らし保湿を維持することで、口角炎の症状は着実に改善していきます。

さらに、口角炎の原因や重症化の兆候、医療機関での最新治療についてもご興味があればお知らせください。

口角炎の主な原因

口角炎は様々な因子が絡み合って発症します。以下のように大きく5つの分類に分けられます。

1. 機械的・環境的刺激

2. 栄養欠乏

3. 感染性要因

4. 接触性皮膚炎(アレルギー・刺激性)

5. 全身的・内科的因子

これらの要因は単独でも複合しても口角炎のリスクを高めます。該当する因子を見直すことで、再発予防や改善が期待できます。

さらに詳しい検査や治療が必要な場合は、皮膚科や口腔外科での受診をご検討ください。