全身症状
頭頸部の症状
受診の目安
夜間・休日を問わず受診
急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。
翌日〜近日中の受診を検討しましょう。
気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。
頭痛は誰もが一度は経験する症状ですが、頭の中に何か悪いことが起こっているのでは?と不安を感じがちな症状であるともいえます。
· 後頭部から首にかけて急激な痛みがあり、めまいやふらつきもある
· 熱と頭痛があり、首を振ると頭痛が悪化する
· パソコン操作を長時間していると、肩こり・首の痛み・目の疲れと共に、頭を締め付けられるような頭痛が起こる
このような場合、考えられる原因にはどのようなものがあるでしょうか。
脳や脳の周囲の血管などで問題が起きている場合には、速やかに受診し治療を開始する必要があります。具体的には脳血管障害(脳出血や、くも膜下出血など)、・脳炎などです。
これらの特徴として、
· 一瞬でゼロから100に跳ね上がるような急激な頭痛
· 今まで経験したことのない頭痛
· 意識がおかしい、しびれ・麻痺など、今までできていたことができなくなっている
· 発熱、嘔吐などがある
といったことがあげられます。こういった場合は早急な受診が必要です。
特に後頭部から首の後ろ側、左右どちらかに強い痛みが起こり、めまい・ふらつき・物が飲み込めない・体の感覚がおかしいといったことがある場合、椎骨動脈解離という病気の可能性があります。40代など比較的若い人にも起こり得る病気で、首を無理に動かす刺激が引き金になることもあります。
上記のような特に危険な原因以外には、主に以下のようなものがあります。
急に起こる頭痛
漢方では、じんましんの原因は気・血・水の異常と考えます。水分の代謝が悪くなると、余計な水分が体内にたまります。すると皮脂や汗の分泌が悪くなるので、皮膚の防御機能も落ちます。
また、血の停滞(瘀血)は、内臓の働きを低下させるため、老廃物が運ばれずに体内にとどまりやすくなります。じんましんは、これらの水分や老廃物を外に出そうとする働きが皮膚に現れたものです。
こういった血・水の停滞は、気の巡りにもかかわってきます。気の巡りが悪くなると、精神的なストレスなどをうまくかわすことができなくなり、その結果、皮膚に異常が出てくる場合もあるのです。
じんましんを鎮める代表的な処方の考えは、便通を促し体内の毒素を出すことで症状を緩和するということですが、人により原因は異なります。 根本的な体質改善を目的とすることが一番健康への近道と考えます。
冷え症は自律神経の失調、ホルモンバランスの乱れなど によって起こりますが、本当の原因はわかっていません。
熱は、からだの体内に蓄えられ、外気の影響で冷やされ、からだの表面に絶えず運ばれてきます。ところが全身に運ぶために必要な量の熱を作りだせなかったり、熱を運ぶしくみに問題があったりすると冷えてしまうのです。 熱は単に全身を温めるだけではなく、からだの様々な働きの原動力となります。日常的に感じる冷えは、病気になる前のサインと受け止めて未病の内にしっかりと養生しておきましょう。
からだを締め付ける下着は血液循環を悪くするのでやめましょう。ハイヒールも足に無理な負担をかけ血液循環を悪くする一因です。冷房に対しても衣類(カーディガン等)で調節しましょう。
血液循環や体温をコントロールする自律神経の働きをよくするため不意則な生活習慣を改め、早寝早起きを心がけましょう。
きちんとした時間に朝食をとることも大切です。 夜寝ている間に低下した体温が早く元に戻ります。
朝食抜きの習慣は改めましょう。
生活のリズムが整えば室内と室外の温度差があってもそれに対する適応力がついてきます。冷え症対策には食事のとり方も重要です。体内のエネルギー源となり熱を生み出すのは、たんぱく質、脂質、糖質、これらのバランスがとれた食事。
ダイエット等で量を減らしたり、著しく偏ったものばかりでは?!
手足の末梢の血液循環を良くするビタミンEの多いアーモンド、ナッツ類、納豆、レバー、唐辛子には細胞のエネルギー代謝を促すカプサイシンが含まれています。からだの保温を助けてくれる栄養素、たんぱく質、が豊富な肉・魚も適度にとることも大切です。
運動することで血流が促進され、全身が温まります。そして血液が全身に送られることで細胞が活性化し、新陳代謝を高めます。また運動することによって自律神経の機能を高める効果も期待できるので冷えにくい体を作ることにもつながります。
歩く時間を増やすだけでも良いでしょう。 それも無理なら、普段の歩くスピードを速くし、きびきびとした生活を送るだけでも構いません。 それが基礎的な新陳代謝アップにつながり、健康な体を作ります。
漢方では、冷え症は外因と内因が絡み合って起こると捉えています。
漢方で「外邪」と言われ、自然の気象条件が病気になると考えるものです。冷え症の場合、「寒邪」(寒気)と「湿邪」(湿気)などによる影響が大きいと考えられます。また、人為的な外邪、すなわち薄着、ミニスカート、冷房などの要素が加わります。
※薄着など自ら冷え症の原因を作り出している人は、直ちに改めましょう。腹巻で体調が改善する人も多いですよ。
内因には4つのタイプがあります。
(1)全身的な冷え(腎陽虚)精
新陳代謝が低下しているために、体が温まりきれない状態。からだ全体に冷えが起こり、青白い顔をしている人が多い。
(2)水毒による冷え(痰湿)水
からだに余分な水分が滞っているために、その水が冷えを起こすと考えられ、胃腸の働きが低下し胃下垂などが見られる人に起こりがちです。
(3)瘀血による冷え 血
新陳代謝は正常で胃腸は丈夫だが、便秘の女性に多い冷え症。瘀血とは全身を巡る血(現代医学でいう血液とは一致しませんが、血液に類する栄養分をさします)が、停滞した状態のこと。この状態が様々な不調を招く原因になる。
瘀血のある人は、下腹部を触ると抵抗感と痛みが感じられますが、手足が冷えるのが特徴です。
(4)気逆による冷え 気
体内を巡る萎(一種の生命エネルギー)が逆流するために起こるもの。
足が冷えるのに、首から上がのぼせるのが特徴。
慢性膵炎とは
慢性膵炎は、膵臓が長期間にわたって炎症を起こす状態です。膵臓は、消化酵素やインスリンなどのホルモンを分泌する重要な臓器であり、慢性膵炎によって膵臓の機能が低下することがあります。
慢性膵炎の主な原因は、長期間にわたるアルコールの乱用ですが、膵臓の先天性異常、自己免疫疾患、膵臓外分泌機能障害、または膵臓の管が閉塞する疾患など、他の病気も原因となることがあります。
慢性膵炎は、膵臓の機能低下や合併症(例えば、膵糖尿病、膵臓機能不全、膵臓がんなど)のリスクを増加させます。治療法は、アルコールの減少や除去、栄養療法、膵酵素補充療法などがありますが、完治は難しい場合があります。
慢性膵炎の症状
慢性膵炎の症状は、以下のように多岐にわたりますが、個人差があります。
これらの症状が現れた場合は、早期に医師の診察を受けることが重要です。
慢性膵炎の原因
慢性膵炎の主な原因は、長期間にわたるアルコールの乱用です。アルコールは、膵臓に炎症を引き起こし、繰り返し繰り返されると、膵臓の組織が傷つき、炎症反応が繰り返されることによって、慢性的な膵炎が発症することがあります。
アルコール以外にも、以下のような原因が関与することがあります。
これらの原因は、複数の要因が絡み合って慢性膵炎が発症することが多いです。
慢性膵炎の治療法
慢性膵炎の治療法は、以下のように様々な方法がありますが、患者さんの状態や症状によって最適な治療法が異なります。
慢性膵炎は、早期に発見して治療を始めることが重要です。定期的な医師の診察や、治療計画に従うことが大切です。
国際頭痛分類第2版では、発症原因によって頭痛を14に分類しています。大きく分けると、基礎疾患(原因となっている病気)のない頭痛である一次性頭痛と、脳腫瘍
脳腫瘍にはさまざまなタイプがあり、頭蓋内に存在する細胞自体から発生する“原発性脳腫瘍”と、肺がんや乳がんなど他部位のがんが脳に転移することによって発生する“転移性脳腫瘍”に分けられます。いずれのタイプでも、脳腫瘍を発症すると脳の細胞や神経にダメージが加わるため、発症部位によって運動麻痺や言語障害、視力・視野障害などさまざまな神経症状が現れます。
原発性脳腫瘍は、さらに良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)に分けられます。一般的に良性腫瘍は脳の外の神経や硬膜に生じるものが大半で、進行が遅く急激に症状が悪化することはほとんどありません。一方、悪性腫瘍は脳の細胞にでき、進行が早いものでは急速に大きくなって頭蓋内圧(頭蓋骨内の圧力)を上昇させることで頭痛や意識障害などの症状を引き起こすこともあります。
2016年の全国がん登録データによると、原発性脳腫瘍の発生数は28,210人で、悪性脳腫瘍は7,611人でした。転移性脳腫瘍はもととなるがんの性質を持つため、肺からの転移であれば肺がんの特徴をもっています。新たにがんを発生する患者数は約100万人ですが、がん患者の少なくとも10%が脳転移を発症すると報告されていることを考えると、少なくとも年間10万人の患者さんが転移性脳腫瘍を発症することになります。
脳腫瘍の治療は基本的には手術による切除が行われますが、症状がほとんどない良性腫瘍の場合にはすぐに治療せずに経過観察を行うケースもあります。また、腫瘍が広範囲にわたっている場合や脳内に複数個存在する場合は、手術により組織診断をしたうえで放射線治療や抗がん剤治療が行われます。原因
脳腫瘍は脳自体や神経、脳や脊髄を包む髄膜などの細胞から発生する“原発性脳腫瘍”と他部位のがん
がんとは、一部の遺伝子が傷つくことによって異常な細胞が形成され、その細胞がどんどん増殖されていく病気のことです。がんの元となる異常な細胞は、全身のさまざまな部位に発生する可能性があるため、がんは身体の中にある臓器だけでなく、骨、筋肉、皮膚、血液などに発生することも少なくありません。
また、がんは細胞分裂を繰り返してどんどん大きくなっていきますが、周囲の臓器や血管などの組織を破壊しながら増殖していくのが特徴です。また、血管やリンパ管に入り込んだがんの細胞は血液やリンパ液の流れに乗って別の部位に移動し、そこで新たながんの塊を形成する“転移”を引き起こします。
現在、日本人の2人に1人は一生のうちで一度はがんになり、3人に1人の死亡原因はがんとされています。医学の進歩に伴い、がんは早期発見・早期治療によって克服が可能な病気となっていますが、がんの種類によっては急激なスピードで進行してしまうもの、自覚症状がほとんどないものもあるため早期発見が困難な場合も少なくありません。がんは進行すると発生部位の臓器などの機能を低下させるだけでなく、体内の栄養をどんどん奪って生育していくようになるなどの理由により、体力が著しく低下する“悪液質”と呼ばれる状態になり、最終的には死に至ります。
がんは、遺伝子に傷が付くことによって異常な細胞が生み出されることが原因で引き起こされます。遺伝子に傷が付くメカニズムはがんの種類によって大きく異なり、いまだはっきりとした原因が分からないがんも少なくありません。
現在分かっているがんを引き起こす原因としては、喫煙、飲酒、野菜・果物の摂取不足、塩分や加工肉(ソーセージやハム)などの過剰摂取、運動不足、肥満など好ましくない生活習慣が挙げられます。とくに、たばこの煙には発がん性のある物質が多く含まれているため、たばこの害を受けやすい喉頭や肺、食道などのがんの発生リスクは非常に高くなります。
そのほか、肝炎ウイルス、ピロリ菌、ヒトパピローマウイルス、EBウイルスなどへの感染も特定のがんを引き起こすことが明らかとなっています。
またアスベストなど、発がん性のある化学物質に長時間さらされることもがんの原因となり、本来生体内にあるエストロゲン・プロゲステロン・アンドロゲンなどの性ホルモンも過剰に分泌されると生殖器系のがんを引き起こします。
一方で、一部のがんは遺伝との関連もあることが指摘されており、がんの発生に関わる特定の遺伝子変異の解明も進められているのが現状です。
がんはごく小さな細胞から発生し、徐々に大きく進行していく病気です。そのため、がんの種類によって異なりますが、一般的には発症早期の段階では自覚症状はほとんどありません。
ですが、進行してがんが徐々に大きくなるとしこりを形成したりすることにより、周囲の正常な組織や臓器を破壊したり、圧迫したりすることでさまざまな症状を引き起こすようになります。また、一部のがんでは、体に悪影響を及ぼす物質を産生して発熱を引き起こすなど、全身的な症状があることも知られています。
また、がんはどんどん大きくなりますが、周辺の血管やリンパ管を破壊してがん細胞が内部に入り込むと、血液やリンパ液の流れにのって発生部位から離れた部位に新たながんを形成する“転移”を引き起こします。とくに血流の多い肝臓や肺、脳などはがんの転移が起こりやすい部位です。
そして、がんは多くのエネルギーを使いながら増殖していくのも特徴のひとつです。がんが進行すると体力低下や体重減少、食欲低下、体力低下、衰弱という症状を引き起こす“悪液質”という状態に至ります。悪液質に至ると、単に体力が落ちるだけでなく、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなるなどさまざまな症状を引き起こします。
がんが疑われるときは必要に応じて次のような検査が行われます。
貧血や炎症の有無、肝機能、腎機能など全身の状態を把握するために血液検査が行われます。また、血液検査ではがんを発症すると体内での産生量が増える特定の物質“腫瘍マーカー”の有無を調べることもでき、診断の手掛かりとなるだけでなく病状や治療効果を判定することも可能です。
がんの有無やがんの状態を調べるためには画像検査を行う必要があります。X線検査や超音波検査などは簡便に行うことができ、がんの有無や大まかな大きさ・位置などを調べることが可能です。しかし、より詳しい状態や転移の有無などを調べるには、CT検査やMRI検査が必要となります。がんの種類にもよりますが、微小ながんを発見するためにPET検査が用いられることもあります。
また、食道、胃、大腸など内視鏡を挿入して観察できる部位にあるがんに対しては内視鏡検査が行われます。
がんの病変部の組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく観察したり、がんを引き起こす遺伝子変異の有無などを調べたりする検査です。確定診断のために必須の検査となっています。
病変部の組織の採取方法はがんの種類によって異なり、胃や大腸、食道、膀胱などのがんは内視鏡を用いた採取が行われます。一方、内視鏡が届かない範囲に発生するがんの場合は体表面から病変部に目掛けて針を刺して採取する方法が取られます。そのほか、白血病など血液の細胞に生じるがんの場合は採取した骨髄の病理検査を行うのが一般的です。
現在、がんの治療は手術・薬物療法・放射線療法の3つの治療を単独、または組み合わせることによって行われています。
がんの根本的な治療は手術によるがんの切除ですが、がんが発生した位置や進行度などによっては手術ができないことも少なくありません。そのような場合には、がんを縮小させる効果のある抗がん剤や分子標的治療薬などを用いた薬物療法や放射線療法が行われます。また、手術を行った場合でも再発を防いだり、手術前に少しでもがんを縮小させたりするために薬物療法や放射線療法が組み合わされるケースも少なくありません。
薬物療法では、がんの細胞を死滅させる細胞障害性の抗がん剤による化学療法のほか、2000年以降には分子標的薬という治療薬が登場しました。分子標的薬は、がんの増殖に関わる分子にはたらきかけることでがんの増殖を防ぐ治療薬です。化学療法剤と比較すると副作用が少なく、特定の割合で効果を示すといわれています。また、薬物療法にはこのほかにも免疫チェックポイント阻害薬などがあります。
昨今のがん治療では“プレシジョン・メディシン(精密医療)”という考え方が取り入れられており、患者1人1人の体質やがんの特徴に合わせた治療が盛んに行われています。その1つとしてがん遺伝子パネル検査を用いたがんゲノム医療が挙げられます。2019年6月から、がんの標準治療がないか、または終了した患者さんを対象にがんの組織を採取し、次の何らかの薬物療法を探索するために、遺伝子異常を調べる“がん遺伝子パネル検査”を保険診療で実施できるようになりました。
がん治療では、一見同じがんにみえても、効果を示す治療薬が異なるケースがあります。そこで、遺伝子パネル検査により遺伝子の異常を明らかにすることで個々の患者さんに効果のある治療薬を選択することが可能となってきています。
一方、全身に転移が広がっているために治療を行うことでかえって全身の状態を悪化させてしまう可能性があるケースでは、がんによる痛みを緩和して安らかな生活をかなえるための緩和療法なども行われます。
がんは好ましくない生活習慣によって引き起こされるケースも多いため、禁煙、食生活や運動習慣の見直し、感染症治療などを行うことで発症するリスクを下げることは可能です。
それでも、がんは徹底した対策をしても発症を完全に予防することはできません。そのため、定期的にがん検診や健康診断などを受けて早期発見に努めることが大切です。
が転移することによって発生する“転移性脳腫瘍”の2つのタイプに分けられます。
原発性脳腫瘍には、さらに発生する細胞や組織の違いによって150以上のタイプに分類され、主なものでは悪性脳腫瘍の・中枢神経系原発悪性リンパ腫や良性脳腫瘍の髄膜種・下垂体腺腫・などが挙げられます。しかし、これらの原発性脳腫瘍のほとんどは明確な発症メカニズムが解明されておらず、原因は不明です。なお、ごくまれに遺伝性の脳腫瘍が生じることもあります。
一方、転移性脳腫瘍は肺がん、乳がん、大腸がんなどが原因になりやすく、血液に乗って脳内に流れ着いてがん細胞が脳内で増殖を始めることによって引き起こされます。
や脳出血、外傷などの病変が原因となる二次性頭痛があります。
一次性頭痛には片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛などが含まれ、もっとも多いのは緊張型頭痛です。また、二次性頭痛は多岐にわたる病気が原因となり、鼻や副鼻腔、口腔内の病変によるものもあります。
の原因には、主に以下のようなものがあります。
風邪やインフルエンザで熱が出たとき、頭が痛い感じがする経験がある方も多いでしょう。考えられる病気は多岐にわたりますが、頭痛が激しい場合や高熱を伴うような場合には早めに医療機関を受診したほうがよいでしょう。
かぜ症候群
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インフルエンザ
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後頭神経痛
後頭部の感覚をつかさどる神経に起きる神経痛です。神経が筋肉に圧迫されることが原因の一つと考えられており、猫背や長時間のパソコン操作、肩こりがあると起こりやすくなる場合があります。
ビリっと電気が走るような痛みや、痛くないときもしびれのような違和感を感じることもあります。
水ぼうそうの原因にもなるヘルペスウイルスの一種によって、神経に沿って水疱ができる病気です。体中のどこにでもできますが、後頭部にできる場合もあります。ピリピリとした痛みを伴う水疱が特徴ですが、水疱ができる数日前から、痛みや違和感だけが現れる場合もあります。目の周りも痛くなる帯状疱疹は視力に影響を及ぼすことがありますので、早めの医療機関受診が必要です。
帯状疱疹
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何度も繰り返す頭痛
何度も繰り返し起こる頭痛の原因には、主に以下のようなものがあります。
後頭部を中心に、頭の周囲を鉢巻きで締め付けるような痛みが起こります。首や肩こりを伴うこともあります。長時間同じ姿勢が続くなど、筋肉の緊張が原因となって起こっているといわれています。
緊張型頭痛
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ズキズキ、ガンガンと脈打つような頭痛です。後頭部のみ、頭のどちらか片側などに起こることが多く、目の奥やこめかみあたりも痛くなることがあります。吐き気、光や音に過敏になる、視界にモザイクのような光が見える(閃輝暗点)といった症状が起こることもあります。
片(偏)頭痛
【英】migraine
【独】Migra¨ne
【ラ】hemicrania
同義語:片頭痛型血管性頭痛vascular headache of migraine type
反復性の片側性,拍動性頭痛throbbing headacheで眼症状,運動感覚異常,情緒不安定,うつ状態,空腹などの前兆あるいは前駆症状,嘔気・嘔吐などの随伴症状を特徴とする.NIHのThe Ad Hoc Committeeによる分類(1962)では,片頭痛を,
群発頭痛:【英】cluster headache
同義語:ヒスタミン頭痛histamine cephalalgia,ホートン頭痛Horton's headache
1)一次性頭痛の一型で,20~40歳代の男性に多いが,遺伝性は明らかではない.前駆症状なく突然始まる, 2)一側の眼窩,眼窩上,および/あるいは側頭部にかけての突き刺すような,えぐられるような激痛で,15分~3時間持続する. 3)同側の結膜充血,流涙,鼻閉,鼻汁,額・顔面の発汗,縮瞳*,眼瞼下垂*(ホルネル症候群*Horner syndrome),眼瞼浮腫の少なくとも1つを伴う. 4)発作頻度は2日に1回から1日8回に及ぶ.前述の2), 3), 4)を満たす少なくとも5回の発作が,国際頭痛学会の診断基準となっている.頭痛発作は就寝後2~3時間以内,あるいは早朝に生じやすく2~6週間連日のように同様の時刻に群発することが多いが,発作の周期は半年~2年以上の長期にわたることもある.まれには,週2回以上の発作が2年以上続くこともあり,慢性群発頭痛chronic cluster headacheと呼ばれる.誘因として飲酒,心身の疲労,血管拡張薬,ヒスタミン*histamine,発熱などがあげられている.最近開発された頭蓋内血管を選択的に収縮させるセロトニン1型様受容体の選択的作動薬が有効であることからも,群発頭痛が血管性頭痛*であることは明らかであるが,その発症機序はまだよくわかっていない.治療としては,発作時はエルゴタミンや鎮痛薬は無効なことが多く酸素吸入が有効であるが,「群発」を終了させるには副腎皮質ステロイド,Caチャネルブロッカー,抗セロトニン薬,炭酸リチウムなどが有用である.
1)典型的片頭痛, 2)普通型片頭痛, 3)群発頭痛*, 4)片麻痺性頭痛および眼筋麻痺性頭痛, 5)下半分頭痛lower half headacheの5型に分けている.国際頭痛学会の新分類(1988)では, 1)前兆のない頭痛, 2)前兆のある頭痛, 3)眼筋麻痺性片頭痛, 4)網膜動脈片頭痛, 5)小児周期性片頭痛, 6)片頭痛の合併症, 7)上記分類に属さない片頭痛,に分けている.新分類では,群発頭痛が片頭痛から独立した疾患として扱われている.新分類の“前兆のない片頭痛”,“前兆のある片頭痛”は,それぞれNIH分類の普通型片頭痛,典型的片頭痛に主として相当する.NIH分類では血管性頭痛*と筋収縮性頭痛tension headacheが合併した場合に対して,混合型頭痛という項目はない.片頭痛の発症機序については,血管説と神経説がある.血管説では,脳血管の収縮によって閃輝暗点*などの前兆が生じ,その後血管が拡張するときに頭痛が起こるとする.しかし,頭痛期から,かなり遅れて脳血流が増加することもある.神経説(spreading depression theory)では,前兆期に後頭葉から前方に脳機能の低下が進行し,二次的に脳血流〔量〕*が低下するとするものであるが,頭痛期における脳血流の増加を説明しえない.治療には,従来からエルゴタミン製剤が用いられている.最近,片頭痛発作後,血小板のセロトニン(5‐HT)濃度が低下し,セロトニンの代謝産物である5‐HIAAの尿中濃度が増加し,セロトニンの静注により,頭痛が改善することが知られてきた.脳血管の収縮に関与する5‐HT1受容体に選択的に作用するスマトリプタンが開発されつつある.NIHはNational Institute of Health(アメリカ国立衛生研究所)の略.→頭痛
片頭痛
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脳を保護する硬膜という膜の下で、じわじわとした出血が起こります。1〜3ヵ月など長い期間をかけて血がたまり症状が現れるのが特徴で、またきっかけとなった出来事も些細な打撲などであることもあります。
子どもや高齢者、お酒をたくさん飲む方などに起こりやすいといわれています。頭痛を伴う場合も多いですが、いつもと様子がおかしい、歩くのがおぼつかない、失禁するなどの症状が出てきたときには特に注意が必要です。
慢性硬膜下血腫
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良性・悪性に関わらず脳に腫瘍ができると、頭蓋骨の中の限られた空間がさらに狭くなり圧迫され、頭痛が起こることがあります。朝に痛みが強くなり時間がたつにつれ改善していく傾向があります。
脳腫瘍
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急に起こった後頭部の痛みで程度が強い場合やひどくなっている場合、発熱など他の症状を伴う場合には受診しましょう。また、程度は軽くても頻繁に繰り返しているような場合も一度受診を検討したほうがよいでしょう。
専門科目は原因によって分かれる場合がありますが、後頭部の痛みをメインに受診するのであれば脳神経外科などが適しています。しかし、脳神経外科は総合病院などでなければ受診が難しい場合もあるため、近くにない・すぐにかかれないなどの場合には、まずは近くの内科やかかりつけの医療機関で相談してみましょう。
受診の際には、いつからの症状か、繰り返している場合にはどのくらいの頻度か、他にはどのような症状があるのかなど、できる限り詳しく伝えることが大切です。
日常生活上の習慣などが原因となり、後頭部の痛みが起こることもあります。
頭と首・肩・顔の筋肉は互いに関係しており、肩こりや首の疲れがあると頭痛が起こりやすくなります。また、目の疲れ(眼精疲労)も頭痛につながります。
デスクワークなど肩こりや首の疲れにつながりやすい作業をする時には、適宜休憩を取り、ストレッチを取り入れるようにしましょう。また、こりがある部分を温めることもよいでしょう。
月経前や妊娠中、更年期など、ホルモン状態が急激に変化することで頭痛が起こることがあります。
休養と水分を十分取りましょう。月経前に症状が強くなる場合や、更年期障害の場合、婦人科で治療を受けることで改善がみられることもあります。
自分でできる対処法を試しても後頭部の痛みがよくならない場合には、思いもよらない原因が潜んでいることもあります。一度病院で相談してみましょう。
症状から考えられる原因や受診の目安をご紹介します
· 喉 |
· 胸 |
· 腹 |
· 泌尿器 |
· お尻 |
· 全身 |
· 関節/骨/筋肉 |
· 皮膚/爪 |
· こころ |
· |
· |
· |
· 頭 |
· 目 |
· 耳 |
· 鼻 |
· 口 |
· 顔 |
女性特有
頭痛とは,頭部に感ずる疼痛の総称であり,日常の診療で最も多い訴えの一つである.頭部では,痛覚神経終末は,血管系(頭蓋外の動静脈,静脈洞,硬膜動脈,脳底部大動静脈),膜組織(腱膜,筋膜〔筋〕,骨膜,硬膜),皮膚,脳神経系(第V,IX,X脳神経)に分布しており,これらが刺激されることにより頭痛が生ずる.頭痛の種類はさまざまで,表のように1988年の国際頭痛学会の分類がよく用いられる.1~4が一次性頭痛であり,5~11が明らかな原因による二次性頭痛,12がいわゆる神経痛である.頻度としては片(偏)頭痛*など一次性の機能的なものが多いが,脳腫瘍,脳血管障害など重篤な病態を含む多数の器質的疾患が原因となりうる.なお,眼,耳,鼻,歯,頚椎などの顔面頭蓋や頚部の疾患でも,関連痛*referred pain
· 後頭部の頭痛
脳や脳の周囲の血管などで問題が起きている場合には、速やかに受診し治療を開始する必要があります。具体的には脳血管障害(脳出血や、くも膜下出血など)、・脳炎などです。
これらの特徴として、
· 一瞬でゼロから100に跳ね上がるような急激な頭痛
· 今まで経験したことのない頭痛
· 意識がおかしい、しびれ・麻痺など、今までできていたことができなくなっている
· 発熱、嘔吐などがある
といったことがあげられます。こういった場合は早急な受診が必要です。
特に後頭部から首の後ろ側、左右どちらかに強い痛みが起こり、めまい・ふらつき・物が飲み込めない・体の感覚がおかしいといったことがある場合、椎骨動脈解離という病気の可能性があります。40代など比較的若い人にも起こり得る病気で、首を無理に動かす刺激が引き金になることもあります。
脳出血
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くも膜下出血
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髄膜炎
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上記のような特に危険な原因以外には、主に以下のようなものがあります。
急に起こる頭痛の原因には、主に以下のようなものがあります。
風邪やインフルエンザで熱が出たとき、頭が痛い感じがする経験がある方も多いでしょう。考えられる病気は多岐にわたりますが、頭痛が激しい場合や高熱を伴うような場合には早めに医療機関を受診したほうがよいでしょう。
かぜ症候群
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インフルエンザ
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後頭部の感覚をつかさどる神経に起きる神経痛です。神経が筋肉に圧迫されることが原因の一つと考えられており、猫背や長時間のパソコン操作、肩こりがあると起こりやすくなる場合があります。
ビリっと電気が走るような痛みや、痛くないときもしびれのような違和感を感じることもあります。
水ぼうそうの原因にもなるヘルペスウイルスの一種によって、神経に沿って水疱ができる病気です。体中のどこにでもできますが、後頭部にできる場合もあります。ピリピリとした痛みを伴う水疱が特徴ですが、水疱ができる数日前から、痛みや違和感だけが現れる場合もあります。目の周りも痛くなる帯状疱疹は視力に影響を及ぼすことがありますので、早めの医療機関受診が必要です。
帯状疱疹
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何度も繰り返し起こる頭痛の原因には、主に以下のようなものがあります。
後頭部を中心に、頭の周囲を鉢巻きで締め付けるような痛みが起こります。首や肩こりを伴うこともあります。長時間同じ姿勢が続くなど、筋肉の緊張が原因となって起こっているといわれています。
緊張型頭痛
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ズキズキ、ガンガンと脈打つような頭痛です。後頭部のみ、頭のどちらか片側などに起こることが多く、目の奥やこめかみあたりも痛くなることがあります。吐き気、光や音に過敏になる、視界にモザイクのような光が見える(閃輝暗点)といった症状が起こることもあります。
片頭痛
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脳を保護する硬膜という膜の下で、じわじわとした出血が起こります。1〜3ヵ月など長い期間をかけて血がたまり症状が現れるのが特徴で、またきっかけとなった出来事も些細な打撲などであることもあります。
子どもや高齢者、お酒をたくさん飲む方などに起こりやすいといわれています。頭痛を伴う場合も多いですが、いつもと様子がおかしい、歩くのがおぼつかない、失禁するなどの症状が出てきたときには特に注意が必要です。
慢性硬膜下血腫
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良性・悪性に関わらず脳に腫瘍ができると、頭蓋骨の中の限られた空間がさらに狭くなり圧迫され、頭痛が起こることがあります。朝に痛みが強くなり時間がたつにつれ改善していく傾向があります。
脳腫瘍
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急に起こった後頭部の痛みで程度が強い場合やひどくなっている場合、発熱など他の症状を伴う場合には受診しましょう。また、程度は軽くても頻繁に繰り返しているような場合も一度受診を検討したほうがよいでしょう。
専門科目は原因によって分かれる場合がありますが、後頭部の痛みをメインに受診するのであれば脳神経外科などが適しています。しかし、脳神経外科は総合病院などでなければ受診が難しい場合もあるため、近くにない・すぐにかかれないなどの場合には、まずは近くの内科やかかりつけの医療機関で相談してみましょう。
受診の際には、いつからの症状か、繰り返している場合にはどのくらいの頻度か、他にはどのような症状があるのかなど、できる限り詳しく伝えることが大切です。
日常生活上の習慣などが原因となり、後頭部の痛みが起こることもあります。
頭と首・肩・顔の筋肉は互いに関係しており、肩こりや首の疲れがあると頭痛が起こりやすくなります。また、目の疲れ(眼精疲労)も頭痛につながります。
デスクワークなど肩こりや首の疲れにつながりやすい作業をする時には、適宜休憩を取り、ストレッチを取り入れるようにしましょう。また、こりがある部分を温めることもよいでしょう。
月経前や妊娠中、更年期など、ホルモン状態が急激に変化することで頭痛が起こることがあります。
休養と水分を十分取りましょう。月経前に症状が強くなる場合や、更年期障害の場合、婦人科で治療を受けることで改善がみられることもあります。
自分でできる対処法を試しても後頭部の痛みがよくならない場合には、思いもよらない原因が潜んでいることもあります。一度病院で相談してみましょう。
· 関連の症状:
o 後頭部の頭痛
o 物忘れ
o 頭が重い
o 頭が回らない
o 頭痛
o 眉間が痛い
o 右側の頭痛
o 前頭部の頭痛
o こめかみが痛い
o 眠気
· 関連の疾患:
o くも膜下出血
o 脳出血
o 脳梗塞
o 脳血管障害
o 髄膜炎
o 頭痛
o 更年期障害
o 帯状疱疹
o 水痘
o インフルエンザ
原因の自己判断/自己診断は控え、早期の受診を検討しましょう。
· 物忘れ
受診の目安
夜間・休日を問わず受診急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。
· 危険な行動がみられ、制止することが困難である
· 突然物忘れが起こり、頭痛、失禁、まっすぐ歩けないなどの症状がある
診療時間内に受診
翌日〜近日中の受診を検討しましょう。
· 数ヶ月以内に頭を打った心当たりがある
· 頭痛、吐き気、顔のむくみ、食欲低下などがある
· 物忘れが急速に進行している
場合によって受診を検討
気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。
· 一時的なもので、その後繰り返さない
· 日常生活に支障をきたさない範疇のもので、目立った悪化がない
目次
1. 何らかの病気による物忘れ
2. 日常生活上の原因と対処法
物忘れは、年とともに誰にでも起こるものといわれています。しかし、その程度や進み方が速いなどの場合には注意が必要なこともあります。
· 最近、人や物の名前が思い出せないことが増えたような気がする
· 出かけたのに、出かけた目的を忘れてしまう人が身の回りにいる
· 身近な人が、物忘れだけじゃなく物を盗られたといって聞いてくれない
こういった場合気をつけた方がよいこととは何でしょうか?
物忘れは年齢によって起こることもあれば、病気の症状のひとつとして起こることもあります。物忘れの症状が現れる主な病気には、以下のようなものがあります。
病気による物忘れのうち、認知症は大きな原因のひとつです。認知症には以下のような種類があります。
アルツハイマー型認知症は、認知症の原因としてもっとも多い病気といわれています。
初期には物忘れのほか、物事を段取りよく進めることができなくなる、物を盗られたという妄想などの症状が現れる場合もあります。数年単位で症状が進んでいくのが一般的です。
脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの病気が原因となり起こるものです。ごく小さな脳梗塞などは自覚症状がなく気づかないこともあるため、ある日突然物忘れがひどくなったように感じられる場合があります。
レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症についで2番目に多い認知症といわれています。
違いとして、物忘れなどに加えて幻視や妄想など精神面での症状が強く現れる場合が多いことが挙げられます。
認知症関連記事数: 62記事
血管性認知症
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レビー小体型認知症
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病気による物忘れといえば認知症と思いがちですが、物忘れの症状を起こす病気は他にもあります。主なものには以下のようなものがあります。
慢性硬膜下血腫は、脳をつつむ硬膜と脳の間に血が溜まる病気です。頭をぶつけたことで起こる場合がほとんどですがその場では症状がなく、じわじわと出血が続き、1〜2ヶ月など長い時間が経ってから症状が現れることがあります。また、血管がもろくなっている高齢者に多い病気であることも見過ごさやすい理由の一つといわれています。
物忘れなどの症状が急に進行し、1〜2ヶ月以内に頭をぶつけた心当たりがあればすぐに脳神経外科や救急外来を受診することが勧められます。
慢性硬膜下血腫
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水頭症とは、脳や脊髄を保護している脳脊髄液が、なんらかの原因により過剰に貯留した状態を指します。認知症のような症状の他に、歩きにくい、尿失禁などの症状がおこることもあります。治療することが可能な病気であるため、早期発見が大切です。
正常圧水頭症
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甲状腺機能低下症は、「やる気ホルモン」ともいわれることのある甲状腺ホルモンの分泌が大きく減る病気で、女性がかかりやすいといわれています。
やる気が出ない、やたらと寒い、むくむ、などの症状が伴う場合が多く、心当たりがあれば一度内科もしくは内分泌科などへの受診を考えましょう。
甲状腺機能低下症
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うつ病はどの年代にも起こりますが、老年期の発症がもっとも多いとされています。基本的なうつ病の症状は、喜びの喪失、意欲の低下、思考力の低下などです。加えて、老人性うつの場合には原因不明の体の症状を感じる場合が多いといわれています。
認知症と区別がつきにくい場合も多く、疑わしい時には発症するきっかけとなるような環境の変化などがなかったか確認してみましょう。
老年期うつ病
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病院に行く目安には、物忘れの程度がひどい、急激に物忘れが進む、物忘れだけでなく他の症状が伴っているなどが挙げられます。このような場合には一度受診を考えてみるとよいでしょう。
認知症の診断は、専門的には精神科や神経内科が行う場合がありますが、最近では「もの忘れ外来」などの専門外来を設置している病院もあります。かかりたい病院がある場合には何科にかかるのがよいか事前に問い合わせておくとスムーズです。また、どの病院にかかったら良いのかわからない場合には、科目によらず普段かかりつけの病院で相談してみるのもよいでしょう。
また受診時のポイントは、身近な人・ご家族の症状の場合には普段の様子をよく知っている人が一緒に受診することです。普段近くで見ているからこそ気づけることが診断の手がかりになることもあります。
日常生活に潜む物忘れの原因やその対処法には、以下のようなものがあります。
いわゆる認知症でなくとも、加齢によって多少の物忘れが生じる事は十分考えられます。日常生活に不自由するほどの程度でないか、物忘れをしている自覚があるかどうかなどがポイントといわれています。
ある程度の年齢の方であればあまり気にしすぎず、物忘れをなくそうとするよりもメモをとったり、写真に収めたり、忘れてしまっても大丈夫な対策をたてる方がよいでしょう。日常生活に支障をきたすような場合や、進み方が速いなどの場合は記事上部を参考にしてください。
症状がよくならないときには一度医師に相談して見ましょう。思いもよらない原因が潜んでいる場合もあります。
· 関連の症状:
o 後頭部の頭痛
o 物忘れ
o 頭が重い
o 頭が回らない
o 頭痛
o 眉間が痛い
o 右側の頭痛
o 前頭部の頭痛
o こめかみが痛い
o 眠気
· 関連の疾患:
o 甲状腺機能低下症
o 脳出血
o 脳梗塞
o アルツハイマー型認知症
o レビー小体型認知症
o 水頭症
o うつ病
o 認知症
o 慢性硬膜下血腫
o 脳血管性認知症
原因の自己判断/自己診断は控え、早期の受診を検討しましょう。
·
· 頭が重い
受診の目安
急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。
· 強い打撲などきっかけがはっきりしており、強い痛みがある
· 今まで経験したことのない激しい痛みがある
· 手足の麻痺、しゃべりにくいなどの症状がある
· 意識がもうろうとしている
· 目の充血、吐き気、視力が落ちているなどの症状がある
翌日〜近日中の受診を検討しましょう。
· 痛みが続いている
· 額や頰が痛く、鼻づまり・鼻水がある
· 顔の皮膚や頭皮に発疹(ほっしん)ができており、強い痛みがある
気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。
· もともと片頭痛や月経周期に伴う頭痛があり、なじみのある痛みである
· 短時間でよくなり、その後繰り返さない
植田救急クリニック
加藤 之紀 先生【監修】
目次
1. 頭の重さを引き起こす病気
2. 日常生活上の原因と対処法
頭が痛いわけではないけれども、なんとなく重い・すっきりしないような症状に悩んだことのある方も多いのではないでしょうか。
· 痛いわけではないけど、頭がすっきりしない
· この頃、ぼんやりして頭が重い日が続いている
· 頭が重いだけじゃなくて、めまいや耳鳴りがする
このような症状がみられた場合、考えられる原因にはどのようなことが考えられるでしょうか。
頭の重さは以下のような病気が原因となって起こることがあります。
急に「頭が重い」と感じたとき、主に次のような原因が考えられます。
ズキズキと脈打つような頭痛が、頭の片側など限られた部分に起こることが特徴の頭痛です。
気圧の変化やストレスからの開放などにより、脳の血管が急に拡張することによって起こるもので、女性では男性の4倍多い病気だといわれています。
片頭痛
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やでも頭が重いと感じることがあります。
激しい頭痛や、体の一部にしびれや麻痺がある、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合が多いといわれています。頭の重さに加えて、このような症状がみられる場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
脳梗塞
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脳出血
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夏の暑い日に外で作業する場合や、屋内でもエアコンなどをつけずに過ごしている場合は熱中症になる危険性があります。特に高齢者では、室内でエアコンをつけないことが原因で熱中症を発症するケースが多いといわれています。熱中症の症状は気分不良から意識障害まで多彩ですが、頭の重さや倦怠感などを感じる場合も多く、注意が必要です。
熱中症
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冬などでファンヒーターやガス暖房機、石油ストーブなどを使用する際に、不完全燃焼などが原因で一酸化炭素中毒が起こることがあります。重症の場合には意識を失うなど命に関わることもありますが、頭の重さのような軽い症状が初期症状の場合もあります。心当たりがある場合には病院を受診することが大切です。
一酸化炭素中毒
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頭の重さが長期間に及ぶ場合は、次のような病気が考えられます。
血圧が高い状態が続くことや、もともと高血圧の方がなんらかの原因でさらに急激に血圧が上がったような場合、頭の重さ、頭痛、視力の低下、耳鳴り、めまい、吐き気などの原因となることがあります。
すでに治療中の場合でも、このような症状があるときには主治医に相談しましょう。
高血圧症
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睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まったり減ったりする病気です。夜間の眠りが浅く熟睡できないため、起床時や日中の頭の重さや眠気につながることも少なくありません。
この病気の特徴としていびきなども挙げられますが、寝ている間のことなので本人が自覚することは少ないといわれています。もし、心配な症状が身近な人にあれば、一度耳鼻咽喉科で相談してみるとよいでしょう。
睡眠時無呼吸症候群
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ストレスなどで自律神経が乱れ、心身にさまざまな症状が出る病気です。症状には個人差がありますが、頭の重さ、だるさ、動悸、めまい、のぼせなどが比較的多いといわれています。
自律神経失調症
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頭蓋内にできる腫瘍のことです。頭の重さのほかに頭痛、吐き気、視力低下などを伴うこともあります。
脳腫瘍
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脳へ血液を送る内頚動脈が閉塞するもやもや病、脳の動脈にコブができる脳動脈瘤も、頭が重いと感じさせる原因になることがあります。
もやもや病では手のしびれ、麻痺、言語障害、けいれんなどが見られる事があります。脳動脈瘤は破裂しないうちはほとんど症状は出ませんが、破裂するとくも膜下出血となるので脳ドックなどでの早期発見が大事です。
もやもや病
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脳動脈瘤
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受診の目安として以下のようなポイントが挙げられます。
· 頭の重さが続き、ひどくなっている
· 頭痛など、ほかの症状がある
このような場合には早めに受診を検討しましょう。
頭の重さの原因となる病気にはさまざまなものがありそれぞれ専門科目が異なるため、まずは受診しやすい近くの内科やかかりつけのクリニックなどで相談するとよいでしょう。
受診の際のポイントとして、いつから頭が重いと感じているのか、症状の程度、ほかの症状がある場合はどんな症状かなどを具体的に医師に伝えることが大切です。
日常生活上の原因によって頭が重いと感じることもあります。
寝不足や疲労で脳にストレスがかかると頭が重く感じることがあります。また、寝すぎも頭部の血管を拡張し、血管周辺の神経を刺激し片頭痛の原因となる事があります。
寝不足や疲労を解消しようと、週末に寝だめをしたり、二度寝をしたりすることは避けましょう。空腹と寝すぎが重なって片頭痛由来の頭の重さを強くしてしまうことがあります。
できるだけ早寝早起きをし、規則正しい生活リズムを保つようにしましょう。
過度の飲酒で翌日まで頭の重さ、頭痛、めまい、吐き気などが残ることがあります。アルコールを代謝する途中で生じるアセトアルデヒドという有害物質が原因です。
アルコールの代謝機能を助けるアミノ酸、ビタミンB12が豊富なしじみ、まいたけなどを摂取するよう心がけるとよいでしょう。
カフェインも二日酔いを和らげる効果が期待できるといわれているため、コーヒー、お茶などを飲むのもよいでしょう。ただし、アルコールを分解する際には水分を多く必要とするため、水分不足に陥る可能性があります。二日酔いのときは、利尿作用の少ない飲み物(水、ノンカフェインの飲み物など)もしっかり取るようにしましょう。
精神的なストレスにさらされた状態は、頭部の血管が収縮しやすくなっています。そのため、頭が重いと感じることもあります。
ストレスの原因を取り除くように努めることも大事ですが、職場の人間関係など、自分1人では解決しがたい原因もあります。無理して解決しようとすることでかえってストレスが高じるリスクもあるでしょう。
そんなときは嫌なことを忘れ、趣味やスポーツでストレス発散するのもよい方法です。お稽古ごとなど、何か夢中になれる趣味を見つけるのも効果的な方法といえるでしょう。
肩や首のこりによって、頭が重いと感じることもあります。とくに1日中デスクワークをしている人などに多く見られる現象です。
肩や首を冷やしすぎないようにしましょう。冬の寒さだけではなく、夏のエアコンのかけすぎも影響する事があります。冷気をできるだけ避けて、カイロや蒸しタオルなどで肩と首をゆっくり温めるのもひとつの方法です。
また、パソコン画面との距離は40cm以上離すようにし、目線は下になるように位置を調節する事も肩や首の負担軽減に効果があるといわれています。
デスクワークに没頭すると同じ姿勢のまま何時間も過ごしてしまいがちです。少なくとも1時間に1回は席を立つなどし、伸びをするようにしましょう。
症状がよくならないときには、一度病院を受診しましょう。思いもよらぬ原因が潜んでいることもあります。
· 関連の症状:
o 後頭部の頭痛
o 物忘れ
o 頭が重い
o 頭が回らない
o 頭痛
o 眉間が痛い
o 右側の頭痛
o 前頭部の頭痛
o こめかみが痛い
o 眠気
· 関連の疾患:
o くも膜下出血
o 脳出血
o 脳梗塞
o 脳動脈瘤
o もやもや病
o 片頭痛
o 頭痛
o 高血圧症
o 睡眠時無呼吸症候群
o 一酸化炭素中毒
原因の自己判断/自己診断は控え、早期の受診を検討しましょう。
· 頭が回らない
受診の目安
夜間・休日を問わず受診急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。
· 急激な思考力の低下があり、頭痛、まひ、ろれつが回らないなどの症状が伴う
翌日〜近日中の受診を検討しましょう。
· 数ヶ月以内に頭を打った心当たりがある
· 頭痛、吐き気、顔のむくみ、食欲低下などがある
· 症状が続いている、悪化している
気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。
· 一時的なもので、その後繰り返さない
メディカルノート編集部 [医師監修]【監修】
目次
1. 頭が回らない原因となる病気
2. 日常生活上の原因と対処法
頭が常にぼーっとする状態や、集中力や判断力が鈍っているような状態を頭が回らないと表現することがあります。年齢にしたがって、若い頃ほど頭が回らなくなったなと感じたことのある人は少なくないでしょう。しかし、場合によってはそのまま放置しておかないほうが良いこともあります。
· 常に頭がぼーっとしている
· 考えようとしても考えがまとまらない
· 頭がはたらかず、周囲についていけない感じがしている
このような症状があるとき、考えられる原因にはどのようなことがあるのでしょうか。
一時的な体調不良で頭が回らなくなるというのも確かにあることです。しかし、明らかな異常がないのに頭の回らなさが続く場合、次のような病気が原因となっている可能性もあります。
過度の心身へのストレスなどによって自律神経が乱れ、心と体に不調があらわれる状態です。頭が回らなくなるだけではなく、不安、緊張、気分の落ち込みなどが多くみられます。
体の症状として、吐き気、だるさ、肩こり、頭痛、手足のしびれ、動悸、不眠、めまいなどを伴うこともあります。ただし、人によってあらわれる症状が大きく違うのも特徴です。
気分が落ち込み、喜びや好奇心をなくした状態が長期間続く状態です。誰でも落ち込むことはあるものですが、うつ病は時間がたっても気分が晴れず、強い抑うつ感が続きます。
集中力が続かず、イライラしたり涙もろくなるほか、食欲低下、性欲減退などが現れることも多くあります。
うつ病
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幻覚、妄想などを特徴とする病気で、主に10〜30代での発症が多いといわれています。意味をなさないことを話したり、まとまりのない行動をとることがあります。
社会性が低下し、感情の起伏が少なくなることも特徴です。後をつけられている、見張られているような被害妄想や、自分の心が他人に読まれているというような妄想が出ることもあります。また、はっきりとした症状が出る前に睡眠障害、集中力低下、ひきこもりなどが起きることもあります。
統合失調症
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日常生活に支障が出るほどの倦怠感と疲労感が長期間に続く状態です。頭が回らなくなるほか、全身の疲れ、筋肉痛、睡眠障害などを伴います。症状が似ているため、うつ病や更年期障害などと思い込んでしまうケースもあるといわれています。
何らかの原因によって物事を認知する機能が障害されていると、いつもと反応が違ったり、考えがまとまらなかったりすることがあります。障害が重たければ、傾眠(起こしてもすぐ寝る)や昏睡(痛みを加えても反応しない)状態になることがあります。
原因は数多くあり、過度の飲酒、低血糖、高血糖、低酸素状態や一酸化炭素中毒、脳炎、肝不全や腎不全による脳症などがあります。
日時、場所、人が分からない、簡単な引き算ができなくなった、いつもと様子が違うようなときには、病院を受診しましょう。
低血糖症
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一酸化炭素中毒
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頭が回らない状態が続き、ほかに体の症状や気になる症状がある場合には、一度受診を検討してみましょう。
病気によっては心療内科・精神神経科などが適切な場合もありますが、自分で判断をすることは難しい場合もありますので、まずはかかりやすい近くの病院やかかりつけなどで相談してみるとよいでしょう。
医師にはいつから頭が回らないのか、その他の症状はいつからどんなものが出ているのか、できるだけ詳しく伝えることがポイントです。
日常生活の中にも頭を回らなくする原因が潜んでいることがあります。
疲れやストレスによって、頭が回らなくなることもあります。一時的なものでもあり、疲労やストレスから回復すれば元の状態に戻ることが一般的です。
疲労は「休め」のサインでもあります。ストレス解消のためには、休暇をとって旅行をするなど、日常生活を忘れる体験をするのも大事です。熱中できる趣味など、気分転換の方法を持つのもよいでしょう。
睡眠不足も頭を回らなくする原因のひとつです。夜更かしが続くとどうしても日中ぼんやりしてしまうことがあります。
短時間でも昼寝をするなどし、足りない睡眠時間を補うようにしましょう。オフィスで昼寝が難しい場合は、しばらく目を閉じるだけでも多少効果があるといわれています。
できれば規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠時間を確保したいところです。生活リズムの崩れから慢性的な寝不足にならないようにしましょう。
日常生活でできる対処法を試しても症状がよくならない場合には、一度病院で相談してみましょう。
· 頭痛
受診の目安
急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。
· 強い打撲などきっかけがはっきりしており、強い痛みがある
· 今まで経験したことのない激しい痛みがある
· 手足のまひ、しゃべりにくいなどの症状がある
· 意識がもうろうとしている
· 目の充血、吐き気、視力が落ちているなどの症状がある
翌日〜近日中の受診を検討しましょう。
· 痛みが続いている
· 額や頰が痛く、鼻づまり・鼻水がある
· 顔の皮膚や頭皮に発疹(ほっしん)ができており、強い痛みがある
気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。
· もともと片頭痛や月経周期に伴う頭痛があり、なじみのある痛みである
· 短時間でよくなり、その後繰り返さない
かもい脳神経クリニック 院長
小菊 実 先生【監修】
目次
1. 頭痛を起こす危ない病気とは?
2. 頭痛を起こす病気
3. 日常生活上の原因と対処法
頭痛は風邪や疲れを通して経験する方が非常に多く、比較的身近な症状のうちのひとつです。しかし、頭痛で日常生活に支障が出たり、原因によっては命の危険にさらされたりすることもあるため、正しい知識を身につけて適切な対処をすることが大切です。
· 経験したことのないくらい激しい頭痛が突然起こった
· 数週間~1か月かけて徐々に頭痛が悪化した
· 頭痛と一緒に吐き気もあってつらい
· 転んで頭をぶつけた後、頭痛がひどくなった
このような症状が見られた場合、原因として考えられることにはどのようなものがあるでしょうか。
頭痛には、“一次性頭痛”と“二次性頭痛”があります。
“一次性頭痛”は、いわゆる片頭痛や緊張型頭痛など、つらい症状は起こるもののそれだけではすぐに命に関わるような病気はない頭痛のことです。
“二次性頭痛”は、何らかの病気が原因にあり、その症状のひとつとして現れている頭痛のことです。原因になる病気の中には、脳出血やくも膜下出血などの脳血管障害や、髄膜炎・脳炎などの重大な病気も含まれているため注意が必要です。
吐き気や嘔吐、けいれん、めまい、様子がおかしい、しびれ、麻痺などの症状が激しい頭痛とともに現れている場合には一刻も早い受診が必要です。
頭痛の原因となる病気には、主に以下のようなものがあります。
二次性頭痛の中でも特に緊急度の高い病気には、以下のようなものがあります。
くも膜下出血とは脳の表面のくも膜という膜の下に出血が起こる病気です。多くは脳の血管にこぶ(動脈瘤)ができ、それが破裂することによって起こります。
くも膜下出血の痛みは強烈で、“バットで殴られた”、“これまでに経験したことない痛み”などと表現されることがあります。意識障害をきたすなど非常に重篤な病気ですので、突然“経験したことのないような頭痛”が生じた場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。
くも膜下出血
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脳出血とは脳の中に出血が起こる病気です。高血圧や動脈硬化がリスクといわれています。吐き気や片方の手足が動かないなど、ほかの症状を伴うことがあります。くも膜下出血ほど強くない頭痛のときも多く、頭痛に加えて、普段と様子がおかしいことがあれば、早期に受診を検討しましょう。
脳出血
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脳などの中枢神経に感染を起こす病気です。原因はウイルスや細菌が一般的です。
突然起こるというよりは数日など時間をかけて重症化しやすい病気で、首が痛いという方もいます。頭痛に加えて発熱や、普段と様子がおかしいなど意識障害を伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
髄膜炎
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慢性硬膜下血腫は、脳と硬膜とよばれる脳を包んでいる膜の間に血がたまり、頭痛や吐き気を引き起こす病気です。血がたまっている場所によっては麻痺やしびれ、けいれんなどの症状を伴うことがあります。
1〜3か月など、長い時間をかけてじわじわと血がたまっていくのが特徴で、きっかけはほんの軽い打撲などであることも多いといわれています。頭部打撲直後は無症状ですが、約1週間かけて症状が悪化するのが特徴です。血液をサラサラにする薬を飲んでいる、血管が脆くなっている高齢者などに特に多く、頭痛などの症状にも気付きにくいこともあるため、注意が必要な病気です。
脳腫瘍は頭蓋の内側に悪性、または良性の腫瘍ができる病気です。腫瘍が大きくなると周囲の正常脳を圧迫して頭痛や吐き気、嘔吐のほか、視力障害の症状が現れることがあります。
初期には症状が乏しいことも多く、また頭痛が現れたとしても比較的よくある症状のため見過ごされがちともいわれています。徐々に悪化する頭痛には注意が必要です。
脳腫瘍
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二次性頭痛のうち、上で述べた特に危ない病気以外には主に以下のようなものがあります。
細菌やウイルスに感染したことによって発症する、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかると、発熱とともに急な頭痛が生じることがあります。
考えられる病気は多岐にわたりますが、高熱とともに頭痛が激しい場合や後頚部痛を伴うような場合には、早めに医療機関を受診したほうがよいでしょう。
急性副鼻腔炎は鼻の周りの骨で囲まれた空洞部分(副鼻腔)が細菌やウイルスに感染して炎症を起こす病気です。前頭部や頬を軽くトントンと叩くと痛みが増悪することがあります。発症すると粘り気のある黄色っぽい鼻水や痰が出たり、額や眉間に痛みを感じたりすることがあります。
急性緑内障発作は眼圧が急上昇し、急激な視力の低下や吐き気、頭痛や目の痛みなどを引き起こす状態を指します。
典型例では、発作時に結膜の充血や瞳孔(黒目の部分)が開いて見えることがあります。放っておくと視力障害を起こすため注意が必要です。今まで緑内障と言われたことのない方でも発症することがあります。
一次性頭痛の原因として分類される病気には、主に以下のようなものがあります。
緊張型頭痛は、筋肉の緊張など心身のストレスが原因となって起こるといわれている慢性的な頭痛のことを指します。首から後頭部・側頭部にかけて広い範囲に締め付けられるような痛みが特徴で、頭痛のほか、めまいや目の疲れが出ることもあります。入浴により筋肉の緊張が和らぐと頭痛が軽減することが多いです。
緊張型頭痛
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片頭痛は脳の血管が急激に拡張して、頭が部分的に激しく痛む症状のことを指します。脈に合わせてズキンズキンと痛むのが特徴で、状況によっては吐き気などほかの症状をもよおすことがあります。また、視野が狭くなったり、目がチカチカしたりするなど発作を起こす前に前駆症状が見られることもあります。また、飲酒や入浴により頭痛が悪化することがあります。
ストレスや気圧などの気候条件が痛み発作の引き金として知られています。女性の場合には、生理前後に頭痛が起こることが多くみられます。
片頭痛
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激しい頭痛やしびれ・麻痺、けいれんなどが伴うような場合には、一刻も早く受診することはもちろんですが、それ以外でも“今まで感じたことがないような頭痛”を感じた場合にも必ず受診するようにしましょう。
また日頃から頭痛を感じることの多い人であっても、特に長引いていたり、普段と違って別の症状が伴なったりする場合にも一度受診を検討するようにしましょう。
原因によっては専門科目が異なる場合もありますが、頭痛を主な症状として受診する場合には脳神経外科がもっとも適しています。しかし、脳神経外科は総合病院などでなければ受診が難しいことも多いため、近くにない・すぐにかかることができないなどの場合には、まず近くの内科や、かかりつけの医療機関で相談してみるのもよいでしょう。
受診の際は突然発症の頭痛かどうか、頭痛の出始めた時期、痛む場所や頻度、痛み方、頭痛以外の症状、頭痛が出る前兆がある場合にはその点も併せて医師に伝えましょう。
頭痛は外部から見えない症状ですので、症状の伝え方が非常に重要になります。できる限り詳しく話せるよう、症状を記録しておくこともおすすめです。
頭痛は病気以外にも日常での行動・習慣が原因で引き起こされることがあります。
強いストレスで自律神経が乱れ、頭痛が起こることがあります。
適度な運動を取り入れたり、リラックスできる時間を過ごしたりすることでストレス解消に努めましょう。ストレスが強い場合は環境を変えることも有効です。
ストレスの解消方法は人によってさまざまですので、普段から自分なりの解消法を考えておくとよいでしょう。
長時間同じ姿勢で机に向かってパソコンを見つめ続けるなどしていると、筋肉に疲労がたまり、肩こりや眼精疲労を感じることがあります。
肩こりや眼精疲労は頭痛を引き起こす原因になることがあります。肩こりや眼精疲労が気になり始めたら、軽く肩や首の筋肉をのばすストレッチをするとよいでしょう。また、作業中に適宜休憩を入れることも大切です。
女性は月経前後のホルモンバランスの変化によって頭痛が起こることがあります。
月経前後の期間は何事も無理をせず、ストレスをためないようにしましょう。月経前後の症状がつらく、日常生活に影響が出るようであれば婦人科で相談するのもひとつの方法です。
睡眠が不足すると自律神経が乱れ、頭痛を引き起こしやすくなります。
質のよい、十分な睡眠時間を確保できるよう、普段から夜更かしや長すぎる昼寝などはしないようにしましょう。寝る前のスマートフォンなどの使用もできれば控えたいものです。
また、寝過ぎることも頭痛を招く原因になりますので注意が必要です。
日常生活を見直しても症状に改善が見られない場合には、思いもよらぬ原因が潜んでいる場合も考えられます。症状が続く場合には無理をせずに医師に相談しましょう。
頭痛
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· 関連の症状:
o 後頭部の頭痛
o 物忘れ
o 頭が重い
o 頭が回らない
o 頭痛
o 眉間が痛い
o 右側の頭痛
o 前頭部の頭痛
o こめかみが痛い
o 眠気
· 関連の疾患:
o 緑内障
o くも膜下出血
o 脳出血
o 脳血管障害
o 髄膜炎
o 高血圧症
o 急性副鼻腔炎
o インフルエンザ
o 脳腫瘍
o 眼精疲労
原因の自己判断/自己診断は控え、早期の受診を検討しましょう。
· 眉間が痛い
受診の目安
急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。
· 強い打撲などきっかけがはっきりしており、強い痛みがある
· 今まで経験したことのない激しい痛みがある
· 手足のまひ、しゃべりにくいなどの症状がある
· 意識がもうろうとしている
· 目の充血、吐き気、視力が落ちているなどの症状がある
翌日〜近日中の受診を検討しましょう。
· 痛みが続いている
· 額や頰が痛く、鼻づまり・鼻水がある
· 顔の皮膚や頭皮に発疹ができており、強い痛みがある
気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。
· もともと片頭痛や月経周期に伴う頭痛があり、なじみのある痛みである
· 短時間でよくなり、その後繰り返さない
目次
1. 眉間が痛い場合に考えられる病気
2. 日常生活上の原因と対処法
頭痛の一つとも捉えられがちな眉間の痛みは、目の疲れなど日常生活の中でよく起こるものです。しかし時には病気の症状のひとつとして現れることもあります。
· 急に眉間あたりがズキンズキンと痛みだすことがある
· 鼻水や咳が出て風邪かなと思ったら眉間も痛くなってきた
· 最近、パソコン仕事などの後に眉間が痛くなることが多くなった
このような場合、一体何が原因となって痛みが現れているのでしょうか。
眉間に痛みが生じる病気の多くが脳や神経に関連しています。また、鼻の病気でも痛みが現れる場合があります。
脳や神経などの病気としては、片頭痛、脳出血・くも膜下出血、脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎などが挙げられます。
片頭痛とは、脈に合わせてズキンズキンと痛みが生じる頭痛で、主にこめかみ周辺の側頭部、眉間あたりの前頭部が痛むことが多いといわれています。
頭痛以外に、目の奥の痛み、吐き気・嘔吐、光や音に過敏になるなどの症状が伴う場合もあります。
脳の中で出血が起こる脳出血やくも膜下出血では、いずれも一般的に症状のひとつとして頭痛が生じますが、くも膜下出血ではバットで殴られたような激しい痛みを感じる事が多いといわれています。痛みを感じる部位はさまざまですが、眉間に痛みを感じることもあります。
出血する部位や出血量によって異なりますが、吐き気・嘔吐、めまい、手足のしびれ・麻痺、失語(うまく喋れない)などが伴うこともあり、一般的に頭痛を含めた症状全般が激しいことが多い傾向にあります。
脳の血管が出血すると、意識障害や呼吸不全に陥って命を落とすケースも少なくありません。症状に当てはまる場合はすぐに脳血管外科や救急外来を受診するか、緊急の場合には救急車を呼びましょう。
脳梗塞とは、脳の血管が詰まることで脳の一部が死んでしまう病気です。
脳梗塞になるとさまざまな症状が現れますが、特に多いのが手足の痺れや力が入らないといった右半身または左半身の運動麻痺です。また、うまく喋れない、ろれつが回らないなど言葉に関する症状も多く、発症者のおよそ半数にみられるといわれています。
そのほか、頭痛やめまい、吐き気・嘔吐などもよくみられる症状で、頭痛に関しては眉間に痛みを感じることもあります。
腫瘍とは、異常に増殖した細胞のかたまりのことです。これが頭蓋骨内にできて頭蓋骨内の圧力が高まると、頭痛や吐き気・嘔吐などの症状が現れます。これらの症状は特に起床時に強い傾向があり、頭痛においては頭だけでなく眉間が痛くなる場合もあります。
ほかの症状として、腫瘍がある場所によっては、手足の痺れ・麻痺、言語障害や歩行障害、視野傷害などの神経症状が現れる場合もあります。
脳や脊髄は髄膜という膜で保護されています。この膜に炎症が起きた病気が髄膜炎で、多くは細菌が原因となって発症するといわれています。
主な症状は頭痛、首の痛み、吐き気・嘔吐、発熱、けいれん、発疹です。一般的に頭痛は頭全体に現れることが多いものの、眉間やおでこ付近、後頭部に強い痛みを感じる場合もあります。
早期の治療が必要な病気のため、もし当てはまる症状があった場合にはすぐに受診しましょう。
このような脳や神経関連の病気のほかに、副鼻腔炎という鼻の病気が原因となって眉間に痛みを感じる場合もあります。
鼻の周囲には、上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞という4つの空間があります。これらの空間を総称して副鼻腔といい、いずれかの空間に炎症が生じたものが副鼻腔炎です。
副鼻腔炎になると、鼻が詰まる、粘り気のある鼻水がでる、鼻水が喉に流れる、痰・咳がでるなどの症状が現れることが多く、進行すると炎症部位に伴って頬や目、おでこ、眉間などに痛みが生じることもあります。
脳の病気では、治療が遅れる後遺症が残ることや死に至るケースも少なくありません。眉間の激しい痛みや、なんらかの強い症状が伴う場合にはすぐ受診しましょう。また、そこまで症状が強くなくとも痛みが長く続いている場合には、一度病院で診察を受けましょう。
急を要する場合には救急車を含めた対応が必要なこともありますが、そうでない場合には脳神経外科などへの受診が適しています。脳神経外科は総合病院などでなければ受診が難しいことも多いため、近くにない・すぐにかかれないような場合には、内科やかかりつけの医療機関でまず相談してみましょう。
診察の際には、痛みはどのように現れたか、いつから痛むようになったのか、いつ・どのような時に痛むことが多いか、他にどのような症状があるかなどを具体的に伝えましょう。
日常生活で眉間が痛くなることも多く、原因としては肩こりや目の疲労、ホルモンバランスの変化、寝不足などが考えられます。
肩や首のこりは、筋肉が疲労して血流が悪くなることで起こるといわれています。そして神経が圧迫されると痛みが生じますが、その影響で後頭部やこめかみ、眉間などに痛みが発生することがあります。また、目が疲れることでも頭痛が現れる場合があります。
肩や首がこったときには、血流をよくすることで改善されることが多々あります。肩や首がこっていると感じたら、手を上に挙げる、肩を回すなど軽いストレッチをしてみましょう。
目の疲れにおいては、パソコンを長時間使用する、メガネ・コンタクトレンズの度数が合っていないなど、さまざまな原因が考えられます。画面の見過ぎであれば時間を短くする、メガネ・コンタクトレンズの度数が合っていなければ合うものに変更するなど、原因に応じて対策をとるようにしましょう。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌量が減ると、脳内でセロトニンという物質の分泌量も減少します。セロトニンには痛みを抑える働きや血管の収縮をコントロールするはたらきがあるので、セロトニンの分泌量が減少すると痛みに対して過敏になるなどして、後頭部やこめかみ、眉間などに痛みが現れやすくなると考えられています。
ホルモンバランスの乱れは、ストレスや食生活など、さまざまなことが原因になっているといわれています。
ホルモンバランスの影響で眉間に痛みがでていると思ったら、娯楽時間を増やしたり周囲の人に話を聞いてもらうなどしてストレスを発散する、バランスのよい食生活を心がけるなど、原因に応じた対策を積極的に行いましょう。
寝不足によって自律神経が乱れやすくなります。自律神経の乱れは頭痛の原因のひとつに考えられ、頭痛のほかにさまざまな全身症状が現れることも少なくありません。
寝不足を感じたら、睡眠時間を確保しましょう。また、睡眠の質を高めるために自分に合った寝具を使用する、睡眠環境を整えることも大切です。
寝不足だけでなく過眠によっても頭痛が引き起こされやすくなります。寝不足でも過剰な睡眠を避け、6~8時間に留めておきましょう。
眉間の痛みは日常生活が原因となってよく起こるものですが、日常生活が原因と思っていても、病気が原因になっている可能性も考えられます。上で挙げた日常生活上の対策をとってもよくならないときには、一度病院への受診を検討しましょう。
· 関連の症状:
o 後頭部の頭痛
o 物忘れ
o 頭が重い
o 頭が回らない
o 頭痛
o 眉間が痛い
o 右側の頭痛
o 前頭部の頭痛
o こめかみが痛い
o 眠気
· 関連の疾患:
o くも膜下出血
o 脳出血
o 脳梗塞
o 髄膜炎
o 片頭痛
o 頭痛
o 副鼻腔炎
o 脳腫瘍
o めまい
o 発疹
原因の自己判断/自己診断は控え、早期の受診を検討しましょう。
· 右側の頭痛
受診の目安
急ぎの受診、状況によっては救急車が必要です。
どうしても受診できない場合でも、翌朝には受診しましょう。
· 強い打撲などきっかけがはっきりしており、強い痛みがある
· 今まで経験したことのない激しい痛みがある
· 手足のまひ、しゃべりにくいなどの症状がある
· 意識がもうろうとしている
· 目の充血、吐き気、視力が落ちているなどの症状がある
翌日〜近日中の受診を検討しましょう。
· 痛みが続いている
· 額や頰が痛く、鼻づまり・鼻水がある
· 顔の皮膚や頭皮に発疹(ほっしん)ができており、強い痛みがある
気になる・困っている場合には受診を検討しましょう。
· もともと片頭痛や月経周期に伴う頭痛があり、なじみのある痛みである
· 短時間でよくなり、その後繰り返さない
メディカルノート編集部 [医師監修]【監修】
目次
1. 頭の右側が痛くなる病気
2. 日常生活上の原因と対処法
頭痛とは文字通り頭が痛くなることですが、頭の右側だけが痛くなることもあります。
· 週末になると決まって右側の頭痛がしてゆっくり休めない
· 頭の右側だけがピリピリと痛む
· 頭の右側だけに重い痛みが続いている
このような症状が見られる場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
必ず右側だけが痛むというわけではありませんが、場合によっては右側だけが痛む原因として考えられる病気には以下のようなものがあります。
片頭痛とは、ズキズキとした痛みを繰り返す頭痛です。名前の通り頭の片側だけが痛むことが多いですが、人によっては両側や後頭部が痛くなることもあります。
主な症状は頭の痛みですが、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。痛くなる頻度は人によって異なり、ほとんど起こらない人もいれば、週に何度も起こる人もいます。
緊張性頭痛は、頻度の高い慢性頭痛です。心身のストレスやデスクワーク、眼精疲労などが原因だといわれています。
主な症状は頭を締め付けられるような痛みや頭重感ですが、目の疲れ、めまい、軽い吐き気などを感じることもあります。
脳血管障害とは、脳梗塞や脳出血などの病気をさす総称です。主な症状には、頭痛や手足のまひ、しびれ、ろれつが回らない、言葉が出にくい、飲み込みにくい、視力障害などです。
特に脳出血やくも膜下出血では激しい頭痛を伴うことが多く、出血の起こっている部位によって痛みを感じる場所も異なります。
いずれにせよ急を要する病気ですので、突然の経験したことのないような激しい頭痛はすぐに受診が必要です。
もやもや病は、脳にとって大切な血管である内頚動脈という血管が徐々に狭くなり、脳の血流が悪くなる病気です。
主な症状は子どもと大人で異なります。子どもの場合には、泣いたときなどに手足の脱力や言語障害などが現れることがあります。また、朝方の頭痛を訴えることがよくあります。
大人の場合は子どものようにはっきりした症状が現れないことも多く、脳梗塞や脳出血などの重大な病気が起こってから気づかれることも多いといわれています。ものが二重に見えることがある、転びやすくなった、ふとしたときに手足のまひを感じることがあるなどの場合には早期に受診するようにしましょう。
髄膜炎とは、脳や脊髄を保護する髄膜や髄液に、感染などが原因となって炎症が起こった状態です。主な症状は、頭痛、首の痛み、吐き気、発熱、けいれんなどです。
激しい頭痛や意識がおかしいなどの症状が現れることも多く、急を要する病気です。
脳腫瘍とは、良性悪性問わず、脳や髄膜にできた腫瘍をさします。腫瘍が小さい場合には自覚症状があまりないこともあります。
主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、視力低下などです。腫瘍のできた場所によっては耳鳴りや難聴、顔の引きつり、麻痺などの症状が出ることもあります。
みずぼうそうにかかったことのある人は、体の中に原因ウイルスが潜んでおり何らかのきっかけで再び活動を始めることがあります。これが帯状疱疹で、みずぼうそうとは異なり一部の皮膚にピリピリとした痛みや水疱が現れます。
体のどこにでも起こる病気ですが、頭部~顔にできることもあります。また、痛みが強いことも多いため、頭が痛いように感じることもあります。
なんらかの原因で神経(三叉神経、大後頭神経など)を圧迫することなどによって起こる断続的な痛みです。痛みは顔や頭の片側だけに起こり、通常は数秒間です。
頭蓋骨の中の副鼻腔や眼窩に炎症が起こることなどにより、頬や額、眼の付近に痛みを感じることがあります。
激しい痛みがある場合、症状の進行が急激な場合には速やかに受診しましょう。場合によっては救急車を呼ぶことも必要です。慢性的な痛みが続く場合や、他の症状を伴っているような場合にも一度受診しておきましょう。
原因によって専門科目が異なりますが、ひどい頭痛を主な症状として受診する場合には脳神経内科・脳神経外科などが適しています。しかし、脳神経外科は総合病院などでなければ受診が難しい場合もあるため、近くにない・すぐにかかれないような場合には、まずは近くの内科やかかりつけの医療機関などで相談してみるのもよいでしょう。
受診時に医師に伝えたほうがよいポイントとして、いつから頭痛があるのか、頭痛の頻度、頭痛が起きたりおさまったりする時間やきっかけ、頭痛以外の症状についてなどがあります。
日常生活上のストレスや疲労・寝不足などが原因で、頭痛を感じることもあります。
肩こりや目の疲労が頭痛につながることもあります。肩こりの場合には、デスクワークなどで同じ姿勢をとり続ける、ストレスで体に力が入りがちなどの理由で筋肉が緊張することにより、血行不良が引き起こされ、頭痛につながることがあります。目の疲労の場合には、目の使い過ぎでピント調節をしている筋肉が疲労することが原因であるといわれています。
肩こりの場合には、緊張している筋肉をほぐして血行を改善するとよいでしょう。具体的には、ストレッチ、マッサージ、入浴などです。また、ストレスに心当たりがある場合は、好きな音楽を聴くなどしてリフレッシュできる時間を設けるとよいでしょう。
目が疲れている場合には、目を休めることが大切です。パソコンやスマートフォン、読書などは適宜休憩を設けましょう。また、血行を改善するのもひとつの方法です。ホットアイマスクなどを使うのもよいでしょう。また、メガネやコンタクトを長期間使っている場合には、目に合わなくなっている可能性もあります。合っていないメガネやコンタクトは目の疲れの原因になるため、定期的に眼科でチェックを受けましょう。
疲労や寝不足が頭痛につながることもあります。過度の疲労やストレスによって自律神経の乱れ、頭痛を起こすことがあります。
疲労や寝不足から頭痛が起きている場合には、疲労や寝不足を解消することが大切です。入浴の温度や時間を変えることで睡眠の質を高めやすくなります。入浴するのは寝る1時間前、お湯の温度は38~40度くらいにしてのんびりつかるのがよいといわれています。寝る部屋の温度や湿度、明るさを調整することでも、睡眠の質を高めやすくなるでしょう。
自分でできる対処法を試しても症状がよくならない場合は、思いもよらぬ原因が潜んでいることもあります。一度病院で相談してみましょう。
· 前頭部の頭痛
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· こめかみが痛い
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· 眠気
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· 頭頂部の頭痛
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· 妊婦の頭痛
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· 頭のできもの
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· 頭皮が赤い
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· 薄毛
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· 子どもの頭痛
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· 顔色が悪い |
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· 顔のむくみ |
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· 顔が赤い |
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· 頬のむくみ |
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· 顔が痛い |
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· 顔が熱い |
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· 顔が腫れる |
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· 顔のしこり |
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· 顔の乾燥 |
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目 |
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· 目の奥が痛い |
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· 目の出血 |
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· 目の充血 |
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· 目やに |
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· 目がまぶしい |
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· 目が痛い |
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· 目が開かない |
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· 目の異物感 |
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· 目がかゆい |
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· 目がかすむ |
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· 疲れ目 |
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· 涙目 |
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· 視力低下 |
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· 視界が歪む |
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· 赤ちゃんの目やに |
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· 子どもの目やに |
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· 目が濁る |
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· 視界が暗くなる |
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· 複視(ものが二重に見える) |
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· まぶたの腫れ |
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· まぶたのけいれん |
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· まぶたの乾燥 |
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· まぶたのしこり |
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· まぶたが痛い |
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· まぶたのむくみ |
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· まぶたが赤い |
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· まぶたがかゆい |
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· まぶたが下がる |
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鼻 |
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· 鼻血 |
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· においがわからない |
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· 鼻水 |
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· 鼻が痛い |
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· 鼻水が黄色い |
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· 鼻が臭い |
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· 鼻の乾燥 |
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· 鼻が赤い |
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· 鼻水が水っぽい |
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· 鼻水が透明 |
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· 鼻水が緑色 |
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· 鼻水が茶色い |
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· 鼻水が白い |
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· 子どもの鼻水 |
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· 赤ちゃんの鼻水 |
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口 |
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· 唇の乾燥 |
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· 唇が腫れる |
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· 口の中のできもの |
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· 唾液が少ない |
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· 口の中が痛い |
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· 唇が荒れる |
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· 唇のできもの |
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· 唇がかゆい |
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· 口の中が荒れる |
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· 口の中のしこり |
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· 唇が黒い |
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· 唇が痛い |
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· 唇が白い |
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· 子どもの口臭 |
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· 口臭 |
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· 口の中が白い |
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· 口が開かない |
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· 味が分からない |
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· 口をもぐもぐさせる |
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· 歯茎が痛い |
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· 親知らずの腫れ |
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· 歯茎が白い |
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· 前歯が痛い |
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· 歯がしみる |
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· 親知らずの痛み |
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· 歯の黄ばみ |
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· 歯茎が腫れる |
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· 歯が痛い |
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· 歯が黒い |
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· 歯茎から血が出る |
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· 歯茎がかゆい |
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· 奥歯が痛い |
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· 歯が抜けた |
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· 舌が白い |
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· 舌のできもの |
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· 舌が割れる |
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· 舌が荒れる |
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· 舌が黄色い |
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· 舌が黒い |
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· 舌のしびれ |
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· 顎が腫れる |
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耳 |
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· 耳の後ろが痛い |
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· 耳が痛い |
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· 耳がかゆい |
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· 耳鳴り |
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· 難聴 |
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· 聞こえない |
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· 耳だれ |
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· 耳の下の腫れ |
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· 耳の下のしこり |
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· 耳の後ろのしこり |
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· 低音の耳鳴り |
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· 耳の後ろの腫れ |
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· 耳が臭い |
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· 高音の耳鳴り |
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· 耳からの出血 |
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喉 |
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· 喉のつかえ感 |
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· 喉が渇く |
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· 喉が痛い |
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· 喉の腫れ |
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· いびき |
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· 声が出ない |
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· 喉が赤い |
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· 緑色の痰が出る |
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· 声がかすれる |
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· 喉の異物感 |
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· くしゃみ |
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· 喉がかゆい |
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· 血痰 |
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· 喉のできもの |
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· 茶色の痰が出る |
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· 喉仏が痛い |
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· 子どものいびき |
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· 子どもの喉の痛み |
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· 飲み込みにくい |
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· 子どもの咳 |
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· 赤ちゃんの咳 |
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· 慢性咳嗽(長引く咳) |
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関節/骨/筋肉 |
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· 首が回らない |
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· 首のしこり |
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· 首が痛い |
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· 首の腫れ |
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· 肩が痛い |
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· 肩こり |
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· 肩のしびれ |
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· 肩関節の腫れ |
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· 肩甲骨が痛い |
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· 背中が痛い |
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· 背中のできもの |
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· 尾てい骨が痛い |
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· 腰痛 |
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· 腕が痛い |
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· 腕のしびれ |
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· 腕がだるい |
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· 前腕が痛い |
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· 二の腕が痛い |
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· 肘が痛い |
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· 手首が痛い |
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· 手首の腫れ |
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· 手の親指が痛い |
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· 手が震える |
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· 手の甲が痛い |
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· 手のしびれ |
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· 指が痛い |
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· 手が熱い |
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· 人差し指のしびれ |
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· 手の腫れ |
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· 手のむくみ |
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· 指のしびれ |
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· 指の腫れ |
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· 手がこわばる |
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· 手の痛み |
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· 手の乾燥 |
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· 手のひらが赤い |
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· 指がかゆい |
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· 手がかゆい |
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· 手のしみ |
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· 手のひらの発疹 |
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· 手の脱力 |
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· 足の付け根が痛い |
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· 足首が痛い |
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· ふくらはぎのむくみ |
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· 太ももが痛い |
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· 足の付け根のしこり |
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· すねが痛い |
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· 太もものしびれ |
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· 足が上がらない |
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· 脚の脱力 |
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· 足が動いてしまう |
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· 歩きにくい |
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· 足が太くなる |
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· 歩き方がおかしい |
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· 膝が痛い |
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· 膝の裏が痛い |
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· 膝の腫れ |
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· 膝裏の腫れ |
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· 足のしびれ |
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· 足のむくみ |
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· 足が熱い |
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· 足が痛い |
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· 足の甲が痛い |
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· 足の指の腫れ |
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· 足の指が痛い |
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· 足がだるい |
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· くるぶしの腫れ |
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· 足の裏が熱い |
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· ふくらはぎが痛い |
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· 足の裏が痛い |
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· 足首の腫れ |
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· くるぶしが痛い |
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· 足の裏のしびれ |
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· 足の腫れ |
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· 妊婦の足のむくみ |
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· 足の爪が白い |
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· 足の爪がはがれる |
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· 足の爪が割れる |
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· 足の爪が黒い |
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· 足の甲の腫れ |
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· 足の裏が臭い |
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· 肋骨が痛い |
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· 骨盤が痛い |
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胸 |
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· 息が苦しい |
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· あくび |
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· 胸が苦しい |
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· 動悸 |
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· 長引く咳 |
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· 胸痛 |
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· しゃっくり |
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· 喀血 |
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· 赤ちゃんのしゃっくり |
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· 乳首がかゆい |
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· 乳首が痛い |
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· 脇のしこり |
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· 乳房が痛い |
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· 乳房のしこり |
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· 胸のしこり |
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· 乳首の黒ずみ |
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腹 |
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· 吐き気・嘔吐 |
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· 吐血 |
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· みぞおちが痛い |
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· おなら |
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· 腹痛 |
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· 胃もたれ |
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· 消化不良 |
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· 胃が痛い |
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· お腹が出る |
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· 下腹部が痛い |
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· 胸やけ |
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· 脇腹が痛い |
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· 膨満感 |
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· 左下の腹痛 |
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· 右下の腹痛 |
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· 胃が重い |
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· げっぷ |
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· 赤ちゃんのげっぷ |
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· お腹のしこり |
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· 赤ちゃんの嘔吐 |
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· 下痢 |
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· 便秘 |
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· 血便 |
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· 便が赤い |
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· 便が白い |
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· 便が黒い |
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· 便が漏れる |
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· 子どもの便秘 |
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· 赤ちゃんの血便 |
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· 子どもの血便 |
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· 子どもの下痢 |
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· 赤ちゃんの下痢 |
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· 赤ちゃんの便秘 |
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皮膚/爪 |
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· 爪が白い |
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· 爪がでこぼこする |
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· 爪が割れる |
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· 足の爪が白い |
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· 爪が黄色い |
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· 爪が痛い |
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· 足の爪がはがれる |
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· 足の爪が割れる |
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· 足の爪が黒い |
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· 爪が黒い |
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· 爪が剥がれる |
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· 足の爪が痛い |
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· 発疹 |
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· 鼻がかゆい |
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· 頭皮の乾燥 |
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· 頭皮が臭い |
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· 頬がかゆい |
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· 頬の乾燥 |
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· かぶれ |
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· 手が荒れる |
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· 顔がかゆい |
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· 足の裏がかゆい |
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· 首のしみ |
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· 頬のしみ |
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· 肌あれ |
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· 頭がかゆい |
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· 体臭 |
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· 足が臭い |
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· 脇が臭い |
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· 全身がかゆい |
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· 手のひらがかゆい |
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· 足がかゆい |
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· 肌のかゆみ |
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· 顔の発疹 |
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· 顔のできもの |
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· 頭皮が痛い |
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· 顔のしみ |
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· いぼ |
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· 皮膚がかゆい |
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· 足の裏の乾燥 |
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· 覚えのないあざ |
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· 首のできもの |
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泌尿器 |
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· 排尿障害 |
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· 排尿痛 |
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· 頻尿(トイレが近い) |
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· 残尿感 |
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· 尿漏れ |
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· 尿失禁 |
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· 尿意切迫感 |
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· 夜中にトイレ・尿意で起きる |
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· 尿がにごる |
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· 血尿 |
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· 尿がにごる |
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· 排尿障害 |
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· 排尿痛 |
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· 頻尿(トイレが近い) |
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· 尿漏れ |
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· 尿失禁 |
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· 尿意切迫感 |
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· 夜中にトイレ・尿意で起きる |
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お尻 |
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· お尻のしこり |
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· 肛門がかゆい |
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女性特有 |
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· 不正出血 |
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· 生理不順 |
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· おりものが臭い |
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· おりものが多い |
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· おりものが白い |
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· 陰部がかゆい(女性) |
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· 陰部が臭い(女性) |
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· 陰部のしこり(女性) |
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· 腟がかゆい |
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· 生理痛 |
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· 妊婦の出血 |
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· 子宮が痛い |
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· 腟が痛い |
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· おりものが黒い |
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· おりものが黄色い |
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· 小陰唇が腫れる |
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· 陰部の発疹(女性) |
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· 恥骨が痛い(女性) |
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· 生理の量が少ない |
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· 生理が多い |
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男性特有 |
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· 陰部の発疹(男性) |
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全身 |
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· 倦怠感・だるい |
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· 立ちくらみ |
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· 眠れない |
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· 肥満 |
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· 体重減少 |
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· 食欲不振 |
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· 失神 |
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· 体のむくみ |
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· しびれ |
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· 発熱 |
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· 悪寒 |
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· けいれん |
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· 微熱 |
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· めまい |
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· 過食 |
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· のぼせ |
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· ふらつき |
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· 疲労感 |
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· 拒食 |
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· 汗が出ない |
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· 汗が止まらない |
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· 全身が痛い |
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· 高熱 |
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· 陰毛がかゆい |
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· 陰部がかゆい(男性) |
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· 背が伸びない |
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· 血が止まりにくい |
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· 寝汗 |
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· 子どもの熱 |
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· 転びやすい |
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· 立ち上がりにくい |
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· 繰り返す発熱 |
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· 貧血 |
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· 高熱が続く |
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· 微熱が続く |
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· じっとしていられない |
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· 体が動いてしまう |
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· 疲れやすい |
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· 関節痛 |
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胸部の症状
腹部の症状
一般的な症状と、その症状に対応する診療科名を書き出してみました。ご覧いただいたように、1つの症状に対して、複数名の診療科が対応することがありますね。これらはその診療科であればどちらでもいい場合と、専門性が少しずつ異なる場合があります。”迷いやすい診療科”シリーズも参考にしていただけると、よりご自身に適した診療科を選択することができると思います。
ご自身の症状や思い当たる(心配している)病名から診療科を選べば、ムダない受診ができるでしょう。特にクリニックは標榜診療科(そこで診療している医師が診療できる科)が少ないので、ご自身が目的としている科を標榜しているかは前もって確認してから受診しましょう。
症状別鍼灸治療の考察
痛み・こり
片頭痛のツボ 頭痛のツボ |
肩こりのツボ 首コリのツボ |
身体全体の不調
めまいのツボ 疲労回復のツボ |
動悸のツボ 不眠のツボ |
むくみのツボ 耳鳴りのツボ |
自律神経を整えるツボ |
気になる症状・困った時
眼精疲労のツボ 咳止めのツボ |
鼻づまりのツボ 頻尿のツボ |