| オモダカ       (オモダカ科オモダカ属:多年草:草丈 〜センチ:花期 〜10月)                                                                                                               
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        | 薬効 | 
        | 食用 |  |  |  |  |  | 
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        | 分布生育場所 | 
        | 科名:オモダカ科/属名:オモダカウ属和名:面高/学名:Sagittaria trifolia
 北海道、本州、四国、九州、沖縄の水田、湿地などに自生
 アジアの温帯域〜熱帯域に広く分布
 
 オモダカ科オモダカ属サジオモダカ(沢瀉)
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        | 見分け方・特徴
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        | 日本全土の湿地などに広く自生する多年草 高さ20〜80センチ、根元から長い柄を出して先端に基部が2つに裂けた矢じり状の葉を1枚つける、葉の長さ7〜15センチ、上の裂片より下部の裂片が長く、先端が尖る
 花は8〜10月頃、花茎を伸ばして、3個づつ白い花を輪生す、花茎の上部に雄花、下部に雌花がつく
 雄花の花弁は白色3枚、中央に黄色の花粉がつく、雌花は緑色のめしべが球のように集まるめしべの集合体
 果実は刮ハ、扁平な倒卵形で長さ3〜3.5ミリ
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        | 採集と調整 | 
        | 晩秋から冬に、地下の球茎を掘り取る 春の若葉を採取する
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        | 薬効・用い方 | 
        | 晩秋から冬に、地下の球茎を掘り取り、一度茹でて晒して、えくみを抜き、汁物、煮物にして食べる 春の若葉は、茹でて水にさらして、食べる
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        | その他 | 
        | 名の由来は、葉を人の顔に見立てて、水面から高い位置に葉がつくことから、面高(おもだか)や3角形の矢じり型の葉の上部を人の面(つら)に見立てて、下部を人の肩に見立て、面高(おもだか)になったという 古い時代には、「ナマイ」と呼んでいて、この「ナマ」とは不完全を意味していて、「イ」は「イグサ」のイ(藺)のことで、イグサの代用にはならない?という意味になる
 ナマイの漢字には、「生藺」や「奈末為」などの字が当てられていた
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