サルメンエビネ            (ラン科エビネ属:多年草:草丈 ~50センチ:花期 ~6月)
DATA

科名:ラン科/属名:エビネ属
和名:猿面海老根/猿面蝦根/別名:---/学名:Calanthe tricarinata

2008/04/16 新潟市(旧新津市)
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日本全土の深山のブナ林などの林内
ラン科エビネ属エビネ(海老根)
ラン科エビネ属キエビネ(黄海老根)
ラン科エビネ属ナツエビネ(夏海老根)

地下の根茎(偽球茎/ぎきゅうけい)には節が多くひげ根がある
葉は冬でも残り、倒披針形、長さ15~25センチ、幅6~8センチ、縦にひだがある
花は4~6月、花茎を30~50センチ出して上部に10~15個の花をまばらにつける
花の大きさ約4センチ、がく片3枚、側花弁2枚は黄緑色で平開、その下側に複雑なひだのある形をした赤褐色の唇弁(しんべん)がある

名の由来は、複雑なひだのある赤褐色の唇弁(しんべん)を、赤ら顔の猿(さる)の顔に見立てた
また、海老根(えびね)とは、地下の根茎(偽球茎/ぎきゅうけい)を、エビの背中に見立てた